東武30000系


<いいところ>
・外装デザインはHIDヘッドライトと似合っていてカッコいい
・車内配色がクールで今風
・車内電光掲示板 豊富な情報が一目で分かる。
<ここが改善の余地!?>
・座面バケット形状が浅い
・クーラーの作動音がうるさい
・ドアを閉じるときの閉じきる時のバタン音


東武30000系は1997年から製造された東武の通勤電車。
当時は伊勢崎線へ導入されたため、有効長の短い浅草駅等に入線できる車輛が寿命を迎えたため新規に必要となっていた。そのため、10両固定編成ではなく、6両と4両の分割編成がセットで製造された。
現在は大半が東上線へ移籍し、老朽化が問題になっていた8000系を置き換えた。

前面デザインは10030系に似るが、凹凸がなくなり平面状になった。また窓ガラスのふちが丸くなったり、ヘッドライトの位置が下げられたりと30000系であることは一目瞭然である。

内装は白青系の配色だが、床面のフットラインの色分けがあり、白系の化粧板も少々青みがかかって全体的にクールなイメージとなった。
座席は深めの青色に設定。座面の形状は2種類ありバケット形状のついていないものとついているものとある。ノーマルの座席は掛け心地は深めで良好であるのに対し、バケット座席は少々硬く浅いので改良の余地か。
袖仕切り板に関しても2種類あり、小型のものと大型のものがある。小型のほうはJRの205系などでよく見る形状。こちらのほうが少し高めに設定されており、肘が掛けにくい。
大型は209系などで見る板状のもので、のちに9000系のリニューアル工事の際も同じ形状が採用された。手すりの出っ張りが少なく、誰かが寄りかかると掴めない。ここも改良の余地ではなかろうか。

また客用扉の上部に3色発光LEDによる電光掲示板が3つあり、種別・行先・次の停車駅などのメッセージ を同時に表示している。種別に関しては色分けがされているようだが、東上線においては「準急」の色が合っていないようである。(車外側方向幕では緑なのに対し車内側は赤色表示。) 発色誤差はともかく、どうしてもほしい情報を待たされがちな1個タイプと比べ、3個タイプは情報がすぐ手に入るのでありがたい。お酒を飲んだ日などは特に。

制御装置には日立製VVVFインバーターが採用され、IGBT素子により作動している。そのため従来のGTO素子で作動する9050系と比較し走行音はやや静か目である。
後年だが純電気ブレーキというものに対応し、停車する際などの回生制動の速度域が大幅に拡大したよう。もちろん摩擦的なブレーキも搭載している。
無駄なものは減らそう!という働きかけはとても共感できます。

加速中や高速域での微振動がやや気になる程度だが、スムーズな加速は得られており乗り心地はいいほうだと思う。
ただ、クーラーか送風機かが作動中の音。
機械音や金属をこするような音が目立つ。わりに風力も無いように感じ、非力な冷房だと思う時もかなりあるので、ここは特に改善をしていただきたいところである。

2015/07/19新規
2017/07/21改訂