ロックバンド「ピストルジャズ」
「室戸の海賊」世界魅了

室戸市のアマチュアロックバンドが世界20カ国以上の音楽ファンをうならせている。同市佐喜浜町出身の3人組「PISTOL JAZZ(ピストルジャズ)」。
荒々しく個性的な音楽は、インターネットを通じて海を渡る。欧州のレコード会社から近く、2枚目のアルバムをリリース予定。彼らの躍進は止まりそうにない。

メンバーは瀬戸崇生(たかお)さん(40)=同市浮津、森本正文さん(41)、東野敦夫さん(41)=いずれも同市佐喜浜町。ギター、ベース、ドラムで構成し、曲に歌はない。
2008年に結成。バンド名は攻撃的な音をイメージして「ピストル」と「自由」という意味で「ジャズ」を付けた。キャッチコピーは「室戸の海賊」。同名の曲も含め、オリジナルは10曲ほど。変幻自在なドラムのリズムに、躍動的なベース、激しいギターの音がかぶさる。
自主制作のデモCDが評判になり09年、高知市のライブハウスに初登場。現在、月に1回程度、同市内でライブを行う。
県外にも活動の場を広げるほか、国内外にデモCDを郵送。ホームページ上にライブ映像や音源も公開するなど、PR活動も積極的だ。
インターネットを通じ、ファンが世界中に拡大。デモCDの郵送は英国や豪州、マレーシアなど24カ国に及び、日本でも30都道府県を超える。
累計3千枚以上を無料配布しているが、「宣伝料としては安い」とリーダーの瀬戸さん。
昨夏、インターネット交流サイトのフェイスブックを通じ、ポルトガルのレコード会社からアルバム製作を打診され、今年1月、無料ダウンロードできる4曲入りのミニアルバムを発表。曲はカナダや米国、ブラジルのラジオでも紹介された。
今秋、同じ会社から第2弾のアルバムを発表する予定。
瀬戸さんは「こんな田舎のバンドの曲を聞いてもらえてうれしい。音楽は万国共通。感性に訴える音楽を演(や)りたい」と力を込めている。





[←戻る]